内視鏡システム更新のお知らせ
当院では、患者さまにより精度の高い検査を安心して受けていただくため、最新の内視鏡システムに更新いたしました。
より見やすく、より確実な検査を目指して
内視鏡検査は、胃がんや大腸がんなどの早期発見に欠かせない検査です。小さな病変を見逃さず、正確に診断することが、皆さまの健康を守ることにつながります。
今回導入したFUJIFILM ELUXEO 8000システムは、富士フイルムが長年培ってきた写真技術と医療技術を結集した、最新鋭の内視鏡システムです。
ELUXEO 8000システムの特徴
1. 明るく鮮明な画像で小さな病変も見逃さない
新しいシステムでは、画像処理技術が大幅に向上しました。X線やエコー検査の画像処理技術も取り入れた独自の技術により、検査中に見える映像がより明るく、くっきりと鮮明になっています。
従来の内視鏡では暗く見えにくかった奥の部分も、明るく映し出されるようになりました。また、光が反射して白く飛んでしまう「ハレーション」も抑えられ、細部まではっきりと観察できます。
2. 4つのLED光源による特殊な観察モード
このシステムには4色のLED照明が搭載されており、通常の観察に加えて、特殊な観察モードを使い分けることができます。
BLI(Blue Light Imaging)機能では、粘膜表面の細かい血管や構造を強調して表示します。従来よりも明るく観察できるようになり、小さな病変の発見に役立ちます。
LCI(Linked Color Imaging)機能では、粘膜のわずかな色の違いを強調して表示することで、炎症や病変を見つけやすくします。



3. 患者さまの負担を軽減する工夫
内視鏡検査では、観察しやすくするために炭酸ガスを送り込んだり、水で洗浄したりします。新システムでは、これらの装置との連携がスムーズになり、検査がより効率的に行えるようになりました。検査時間の短縮は、患者さまの負担軽減にもつながります。
安心して検査を受けていただくために
医療技術は日々進歩しています。当院では、常に最新の医療機器を導入し、より精度の高い検査と診断を提供できるよう努めています。
内視鏡検査は、がんの早期発見に最も有効な検査の一つです。早期に発見できれば、負担の少ない治療で完治できる可能性が高まります。
定期的な検査をまだ受けていない方、検査時期が近づいている方は、ぜひこの機会にご予約ください。スタッフ一同、皆さまが安心して検査を受けられるよう、丁寧にサポートいたします。
ご予約・お問い合わせ
内視鏡検査についてご不安な点やご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
