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大腸ポリープの一部は、悪性化して大腸がんになります。しかし、がんであっても早期の段階では多くは目立った自覚症状がありません。進行して大きな大腸ポリープになると、血便、便秘、便が細い、残便感、腹部膨満感などの症状が出てきますが、すでに進行した大腸がんになっていることもあります。そのため、自覚症状が出る前の段階の大腸ポリープを発見、切除することが重要です。

大腸ポリープを早期に発見するためには、大腸がん検診(便潜血検査)や大腸がんドック(下部内視鏡検査)が推奨されます。

では、大腸ポリープができやすい人にはどのような特徴があるのでしょうか。

大腸ポリープは構造の違いから“腫瘍性”と“非腫瘍性”に大別され、腫瘍性ポリープは良性腫瘍(腺腫)と悪性腫瘍(がん)に、非腫瘍性ポリープは炎症性ポリープや過形成性ポリープに分けられます。大腸がんを予防するためには、腫瘍性ポリープを切除および予防する必要があります。

腫瘍性ポリープの発生やがん化には、年齢、遺伝的素因、生活習慣が関わっています。しかし、これを食べると、これをすると大腸ポリープが必ずできるという決定的なものはありません。あくまでもポリープができやすくなる傾向があるリスクファクターです。

1.年齢

腫瘍性ポリープ(特にがん)は30代前半から増加し始め、高齢になるにつれて発生頻度が高くなります。日本では、40歳から毎年大腸がん検診を受けることが勧められています。

2.遺伝的素因

遺伝性の病気で、大腸ポリープが大量に発生する病気や、ポリープが少なくても大腸がんができやすい病気があり、それぞれ家族性ポリポーシスやリンチ症候群と呼ばれています。そのほかにも、親や子、兄弟に、大腸がんの方やポリープをよく切除していた方がいると(大腸がんの家族歴)、大腸ポリープ、大腸がんができやすいといわれます。

3.生活習慣

欧米型の食生活(特に赤身肉、加工肉、高カロリー食)、肥満、過量のアルコール摂取、喫煙は大腸ポリープや大腸がんの発生リスクを高めることが分かっています。

大腸ポリープを予防するには、年齢、遺伝的素因を変えることはできないので、③に示されたリスクとなる生活習慣を見直すことが必要です。また、リスクを軽減するだけでなく、食物繊維の摂取や適度な運動習慣が腫瘍性ポリープの発生予防する傾向にあることもわかっているので、心がけてみては如何でしょうか。

お茶の水駿河台クリニックの大腸内視鏡
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