CT検査

CTとは「Computed Tomography」の頭文字をとったもので、一般的に「コンピュータ断層撮影」と呼ばれるものがこの検査に当たります。
CT検査は初めて、という方のために検査について簡単に解説致します。

CT検査とは？

CT検査のメリットは？

外側からは見ることのできない体の中の構造や組織の変化を、詳細に撮影することができます。

正確な病気の存在診断等に威力を発揮する画像検査法のひとつです。
通常の胸部や腹部のレントゲン撮影では見つけることが出来ない小さい病気や微細な変化も見つけることが可能です。

CT検査の注意点

(1)妊娠中のＸ線被曝は胎児に影響を及ぼす可能性があります。

妊娠中の方や、妊娠の可能性のある方は原則、検査を受けることは出来ません。
なお、主治医や当院での問診時に医師とご相談下さい。

(2)CT検査での放射線被曝量はごくわずかです。

胎児以外には、被曝による影響はほとんどありません 。

(3)撮影している間はじっとしている必要があります。

体を動かしてしまうと、画像が不鮮明になってしまいます。検査前に撮影部位に応じたご案内を行いますので、そちらに従って検査をお受けになって下さい。
胸部や腹部の撮影の場合は、十数秒間の息止めを数回繰り返しますので、毎回同じ位の量を吸い、アナウンスに合わせてしっかりと息止めをして下さい。

(4)金属や金属付帯製品を身に付けていると撮影に差し支えます。

撮影部位の近くに金属や金属付帯製品がありますと撮影した画像が不鮮明となり診断に影響を及ぼしますので、検査部位に応じた身支度をスタッフがご案内します。ご不明な点はスタッフにお尋ね下さい。

(5)腹部の撮影を行われる方（前立腺・骨盤の検査も含みます）

お食事を控えて頂く必要がございます。午前の検査なら朝食を、午後の検査なら昼食を召し上がらないようお願い致します。水分は摂取しても構いませんが、コーヒーや牛乳は控えて下さい。
糖尿病の方で食事を抜かれる方は血糖降下剤のお薬は飲まないでください。  

造影検査について

検査をご依頼頂いた先生より「造影剤使用」のご指示がある場合がございます。
（ドックのCT検査では、造影検査は行いません）

造影剤とは

画像診断の際に、画像にコントラストを付けたり、特定の組織を強調して撮影するため投与される医薬品(注射)です。適用に関しては医師が判断致します。
造影剤は医薬品のため稀に副作用が起こる可能性があります。そのため、その使用に当たっては放射線科専門医が判断し、受診者さまが承諾した場合にのみ使用します。
検査当日、受診者さまご本人に造影剤使用の同意書を記入して頂いております。
未成年の場合には、保護者の同意が必要となります。検査当日保護者が付き添えない場合は、下記「造影検査 同意書」および「CT問診票（放射線検査の同意）」を印刷し、保護者が署名し、お持ち下さい。

尚、造影検査を行う受診者さまには来院時に詳しい説明書をお読み頂き、医師より説明をうけた後、問診票と同意書の記入をお願いしております。ご協力をお願いいたします。

事前に記入して、当日持参したい方は、こちらから印刷して下さい。

造影剤使用にあたっての注意点

• 活発な喘息、重篤な心疾患、高度腎機能障害のある方や、以前に造影剤でアレルギーを起こされた方は、造影剤を使用できない可能性がありますので、問診の際に必ず申告して下さい。
• ビグアナイド系糖尿病薬を内服している方は、休薬の必要がある場合がありますので、主治医とご相談下さい。
• 検査後は、体から造影剤を早く排泄させるために水分を通常より多く摂取して下さい。
• 授乳中の方は検査後48時間の授乳を避けて下さい。
• 検査の当日はアルコールは控えて下さい。  

検査費用（概算）

(例) 保険適用の3割負担の方
・造影剤なし。　→7,000 ～ 8,000 円くらいです。
・造影剤あり。　→12,000 ～ 13,000 円くらいです。
※上記金額は概算です。使用する造影剤の種類や量などにより多少前後があります。

クレジットカードはVisaおよびMastercardがご利用頂けます。
一括払いのみで暗証番号またはタッチ決済対応です。サインは対応しておりません。
検査着、鍵付きロッカーなどご用意してありますので、ご安心下さい。

検査についてご不明な点は・・・

ご相談は電話にて承っております。

03-5280-9122

受付時間　9:00～17:00

お気軽にご相談下さい。

お電話の際は間違いを防ぐため、はじめに以下の項目をお知らせ下さい。