CT or MRI

CTは検出器の多列化によって短時間に広範囲の画像が撮れるようになりました。一方のMRIはその優れた組織分解能によって精密な検査に向いています。広範囲であればCT、狭い範囲であればMRIが一つの指標です。
広い範囲の転移検索や悪性リンパ腫のリンパ節腫大の検索にはCTが良い適応です。
大まかな得意領域を下記表にしました。個別の疾患でどちらが適切か迷われる場合はご遠慮なくご連絡下さい。

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CTとMRIの比較

項目 詳細 CT MRI
脳神経 ほとんどの場合MRIが良い適応となります。外傷やMRIが禁忌の場合(心臓ペースメーカーなど)はCTの良い適応です。
眼科 ほとんどの場合MRIが良い適応となります。眼窩底骨折など外傷の場合はCTが良い適応です。
耳鼻科 CTとMRIはほぼ互角です。骨への浸潤、胸部への転移の有無なども疑うときはCTが良い適応となります。原発巣の同定、内部の性質などはMRIの方がよくわかります。
循環器 血管造影はCTとMRIはほぼ互角です。胸・腹部大動脈であればCTがやや良いと思います。なお当院では冠動脈CTは行っておりません。四肢の動脈であればMRIがやや良いと思います。
呼吸器 一般的にはCTが良い適応ですが、肺結節の良悪の鑑別、肺癌リンパ節転移や縦隔腫瘍の評価にMRIは有用です。
乳腺 MRIが良い適応です。
腹部 CTとMRIはほぼ互角ですが、肝・胆・膵ではMRIが良い適応です。
泌尿器 結石はCTが良い適応です。腎はCTとMRIは互角です。前立腺や膀胱はMRIが良い適応です。
婦人科 MRIが良い適応です。
整形外科 多くの場合MRIが良い適応です。

MRI検査の注意点
(1)下記の項目に当てはまる方はMRI検査を受けることができませんので、あらかじめご了承下さい。

・心臓ペースメーカー(MRI対応型含)を埋め込んでいる方
・除細動器を埋め込んでいる方
・脳動脈瘤クリップを使用している方(チタン製は可)
・人工内耳、人工中耳を埋め込んでいる方
・聴性脳幹インプラントを埋め込んでいる方
・可動型義眼を使用されている方

上記のいずれかに該当する項目がある方は、事前の申告をお願い致します。この他にも、MRI検査が体に支障をきたしてしまう場合がありますので、検査前に問診させて頂きます。

(2)次のような方は検査を受けることが出来ない場合がありますので、事前にご相談下さい。

・妊娠中、もしくは妊娠の可能性がある方
・マグネット式の義歯を使用されている方
・アートメークをされている方

上記のいずれかに該当する項目がある方は、事前の申告をお願い致します。